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女優が死ぬAV〜美咲天使〜

ネットを探せばスナッフフィルム(殺害シーンの撮影)はいくつか見つけることは出来る。 AVの中にも、もちろん擬似ではあるがスナッフフィルムとして販売されるものもあるが非常に少ないのが実態である。 AVを作品として仕上げる際に日本ビデオ倫理協会(警察庁出身者も在籍する団体)のチェックを受ける必要がある為、仮に撮影できたとしても流通させることは不可能だろう。 その為、“女優が死ぬ”作品を探したところで中途半端なパロディ映画のような物がヒットするのみだ。 そんな中、今回紹介する作品はかなりリアルに“女優の死”を感じさせてくれる。 おまけに当時のAVのパッケージには「女優死亡」とハッキリ書かれている。 (さすがにそんな事はないと思うが、ここは夢を走らせておこう。) 死因は向精神病薬の服用に大量飲酒を合わせたことだ。 女優の名は美咲天使。 若干20歳で「精神安定剤、抗鬱剤、梱包薬、睡眠安定剤、睡眠薬」と大量の薬を常用し、リストカットに大量のピアスといかにもアンダーグラウンドの住人といった風だ。 (容姿に関しては美形という訳ではないが、本物のスナッフフィルムの主演と思えば整っている方だろう。) 内容は美咲一人に対して不細工な男優複数人がやりたい放題やるという単純明快なもので、第三者に見せる為の作品としては非常に不出来である。 が、それ故にリアリティを感じずにはいられない。 美咲が意識を失ってから、素人に毛が生えたような男優陣のリアルな焦りが観れるからである。 散々酒を飲ませ正常位をしていた最中、美咲は意識を失う。 焦り出しSEXを中断して蘇生に入るも「フゴォ、フゴォ」と聞いたこともないようないびきをかく美咲。 そこからはひたすら面白くもない蘇生シーンが続く。 しかもフィルムは蘇生しないまま終了。 その上、美咲を移動させると脱糞していたことが発覚する。 肛門括約筋が弛緩していた証拠だ。殆どの生物は死後硬直の前に一度筋肉が弛緩するが、それと同じ理由だろう。 医療従事者でない為、詳しいことは分からないが、女優が死んだと言われても納得できる作品ではある。 女優の生死に関わらず、集団レイプ、水責め、アナル処女喪失など内容は充実した作品であることに変わりはないので、未見の方は一見の価値があるだろう。 ※暴力、...
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満たされないネクロフィリアの欲望

ネクロフィリアとは『死体愛好』のことを指す言葉だ。 数あるパラフィリア(異常性愛)の中でも、かなり厄介な性癖の一つ に数えられると思う。 欲求を完璧に満たそうと思えば、ここ日本では何かしらの法を侵すことになるのだから厄介以外の何者でもないだろう。 仮に殺人が合法であったとしても、通常教育を受けた成人が愛する人や恋人を己の欲求を満たす為に殺したいと思うだろうか。少なからず俺は思えなかった。 だが、生物である以上、性欲は付き纏う。 そしてその 性欲の根源がネクロフィズム なのだ。 愛する人を「護りたい」という感情は倫理観よりもっと原始的な、雄として生きる上で雌に抱く純粋な感情だろう。 俺はこれほど単純でこれほど尊い感情はないと思っている。 そして、愛する人を「殺したい」という性愛も心の奥深くには介在している。 愛する人を「護りたい」純愛と「殺したい」性愛の葛藤 。 だから辛いのだ。 ネクロフィリアとはとても苦しい性癖なのだ。 一昔前までは、ネクロフィリアは精神疾患として扱われていたらしい。 その心理には “母親への抑圧された憎しみ” があるとの事だ。 ここで少し俺の話をさせてもらおう。 先の理論の真偽は分からないが、実際に俺が最も女性の死体を渇望していた18歳〜22歳頃を振り返ると前文で論じた心理に当て嵌まる。 母親という自分にとって絶対的な存在に対して、口に出せない憎悪を持っていたように思う。 しかし幸いにして、今では母親とも打ち解け、 それに起因してか以前ほど死体に対する強烈な性衝動も起こらなくなった。 何度か性欲と別の所で自分と向き合う機会があったからだと思う。 とはいえ、小学校に進学する前、 まだ異性に恋をするといった感情が芽生える以前からネクロフィリア気質のようなものは自分の中にあったと記憶している。 というのも、その当時大好きだったポケモンのキーホルダー(宝物)を冷凍庫で凍らせ、その氷を叩き壊すように投げつけてボロボロにしてみたり、 同じく大好きで大切にしていたウルトラマンの人形を飼っていた犬に噛ませてわざと穴だらけにして喜んでいたりしたのだ。 もしかしたら幼少期は誰でもそうした一面があるのかも知れないが、今思い出すと自分で自分が少し不気味に思うのだ。 なんとなくネクロフィリア...